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道の先…

第12章 小論文

「今日の放課後な、掃除おわったら一緒に下降りよう」

「わかりました!よろしくお願いします。」

「んじゃ!」

そう言うと、先生は教室を出て行った。

「あ、うっちーに頼んだの?」

その近くの席に座っていたあさみが言う。

「なんか持って来いって内田先生から言ってくれた!ごめんね、加わっちゃって…」

「ううん!一緒に頑張ろう!」

あさみは笑顔で、そう返してくれた。

放課後が近づくにつれ、わたしの心臓はドキドキした。

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