何度でも、君を。
第4章 気になるアイツ。
そして、学年体育祭本番……!!!
「…なんか……気持ち悪い…。」
「…小山さん、大丈夫ですか?」
「…神田さん…。ありがとう。でも、うちクラスのみんなのために頑張ってくるから……。」
「…無理しないでくださいね?」
「うん。」
…―でも、無理しなきゃ走れない(苦笑
「…紗羅!!」
「…早瀬。」
「…どした?具合悪いのか?」
「ううん。走れるよ。」
「そー…か?じゃ、お互い頑張ろうな!」
「…う…うん!;」
……怖い。
――…見てる。
見てる。
カンナが……見てる。
怖い