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何度でも、君を。

第10章 お誘い。

―…あれから3ヶ月が経ち、夏には青かった葉も、赤く色づいてきた。


「…紗羅!っはよ!」


「おはよ。」


「昨日のドラマ見た?!」


「あー、見たよ☆おもしろかったねー!」


…うちは、早瀬の彼女になった。


「…なぁ、紗羅?」


「…ん?」


「…来週さぁ、家に親いねぇから…来いよ。」

































お。



お誘いか…?


「…うん。行く。」


「まじ!?楽しみだわー!!」


…ま、狙いは1つしかないんだろうけど。



「…あ。俺、白がいいな!」


「…は…?」


「ぶらぢゃー!」


「…あ゙?」


「…う…嘘!な…なんでもいい!!」


一発殴り、教室に入った。

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