何度でも、君を。
第1章 出逢い。
なによっ……この沈黙は…。
「…ごめんなさい。」
…………はぁ?!
「な…んで?」
「…いや…今はまだ、彼女とかはいらないから…。本当にごめん。」
なんだってぇー!?
「…そっか。気にしないで!っっ」
「…じゃあ、明日ね。」
「…うん。じゃあね。」
うっわぁぁ…
ショック。
泣きたいなー…。
そもそも彼女いらないからって…
意味わかんな…
「…んぁっ…あっ…だっめ…聞こえちゃうっよ…」
「…大丈夫っ。ね、だからいいでしょ?」
「だめだって…ふぁっ…んっ…はや…せっ。」
はぁぁーー?!
なにしてんのこの人たち!!
おもいっきり聞こえてるし……。