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conqueror

第11章 愉悦

全身の力が抜けて、快感だけが広がっていた。

幸せな余韻を味わっていると、彼に起こされた。

「ほら、いつまでも、1人で楽しんでないで、ルナにお礼を言うんだ。」

私はルナさんの方を向いて座り直した。

なんて、言えばいいんだろう?

ちょっと考えたけれど、ありのまま伝えることにした。

「ルナさん、私のお尻を叩いていただき、ありがとうございました。とても、気持ちよくなれました。ルナさんのおかげです。本当にありがとうございました。」

「ルナ、ありがとう。」

彼も彼女にお礼を言った。

彼はベッドから降りて、携帯を持ってきた。

「エリナ、そのままこっちに尻を向けて。さっきみたいに高く上げて。」

「あの、あの、さっきみたいにですか?」

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