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第13章 艶麗

一通り短く切られてしまった。

そこに、ソープとローションを混ぜた液体を垂らされる。

ヌルヌル滑って、いよいよ剃られてしまうのかと思った。

「それじゃ、剃るから。絶対に動いたらダメだよ。」

剃刀の刃が当たる。

少し冷たい。

一筋、一筋、丁寧に剃られていく。

「終わったよ。ツルツルになったよ。」

そう言って、彼が私の方を見た。

「ありがとうございました。」

お礼を言うと、立ち上がって、お風呂場に行き、シャワーで洗い流した。

もう一度ベッドに戻ると、彼がタオルを片付けていたので、私も片付けた。

タオルには、たくさん毛がついている。

それを見ると、本当に恥ずかしい。

「エリナ、ベッドに横になって。」

彼が横になった私の浴衣を開く。

「足も開いて、手で隠さないで。」

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