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conqueror

第13章 艶麗

私は帯を解いて、浴衣を脱いだ。

そして、そのままシャワーを浴びに行った。

バスタオルを巻いて戻ってくると、彼が私の腕を掴んだ。

そして、そのまま、再びベッドへ行く。

彼が、私の頭を下げて、彼の元へ導く。

私は口を開けて、彼を咥え込む。

彼の望むように、彼を愛撫する。

私にできることは、彼を満たせるように、努力することだけだから。

私はいつも、彼から最高の快感を貰っている。

私の五感の全てを、彼が満たしてくれる。

私も彼の全てを満たしたい。

私の心の内側まで、彼でいっぱいになっているように、彼の心の中にまで入り込みたい。

私は彼を喉の奥まで導く。

喉が刺激されて苦しい。

それでも、彼を離さずに吸い込む。

苦しくて、声がくぐもる。

それでも幸せだった。

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