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ココロの恋心

第3章 恋に気づいて

夜8時ーーー


「遅くなりました、、、」

私が降りると先輩はすでにいた。
階段に腰掛け、携帯をいじっていたようだ。

『いこっか♪』

にこっといつもの笑顔で笑う。

(あ、、、///
この笑顔好きだな、、、。)

そう心の中で思う。

(彼女、、、いるのかな、、、)

サークルでもメールでもそういった話は
出てこなかった。
先輩と話すときは、
自然とそういう話題は避けて話していた。


サークルがどうだとか、
なんの勉強したいとか、
そういう他愛のない話をして、
1時間ほど散歩した。

『またね♪』

寮の下まで帰ってくると、
いつも私が入るまで見送ってくれていた。

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