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ココロの恋心

第5章 夢見心地

それから先輩は彼女と別れたと言ってくれた。



そして、私と付き合い出した。
少し暑さが増した初夏の事だった。


♪〜〜〜〜〜〜〜

「...んーッ...」

携帯の着信音に起こされる。

(...誰だろ...)

眠い目を擦りながら、画面を見る。


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To 心
講義始まるけど?

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菜月からだった。

(え?...)


びっくりして携帯の時計を見る。
最初の講義が始まるまであと5分...


寮は近くだが、それでも講義室までは10分ほどかかる。



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To 菜月

ごめん。
今起きた

間に合ったら行く!
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そう返信をして、隣で寝ている先輩を起こす。

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