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ココロの恋心

第5章 夢見心地

「先輩?
講義始まるよ?」

先輩の身体を軽く揺する。

付き合って1ヵ月、もうほとんど同棲のような生活なっていた。




『...おはよ...

雄介って呼んでくれないんだー笑』



笑いながらも布団から出ようとしない。

それどころか私の腕を引っ張って倒す。

黒い大きな瞳を私に向けながら


『...今日は休む。』

ニヤリと笑いながらキスをしてきた。




「...んッ...

もうッ...」



口では文句を言いながら、こういう時は結局先輩に流される。



『...しよ?』

囁くような声に抵抗できなくなる。

返事をする代わりに、深くキスをする。


先輩の手が胸に触れる。


「...んッ...」

吐息のような声が漏れると
先輩のスイッチが入り加速する。

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