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ココロの恋心

第2章 恋に恋して

期待と不安が入り混じった大学初日から
バタバタと日が過ぎていた。

大学は思っていたよりも楽しく、
英語が苦手だった私にとって
共通科目だけが大変だった。


私はまだサークルも何も所属していないが、
スポーツ好きだった智子と菜月は、
バレーのサークルがあり、
今日は、1人で大学の中の書籍販売店に行く日だった。
学科で使う教科書を買い足そうと思ってのことだった。

春だというのに今日は少し肌寒く、
ゆるふわ系薄手のニットにショートパンツ、高めのヒールを履いていた。

ローヒールなものには慣れず、高めのヒールの方が歩くのが楽だった。

書籍販売店は、地下にあるため、階段を降りる。

その時、階段を
一段踏み外してしまった。

あーーーー
落ちる、、、、、

全てがスローで眼に映る。
痛みに耐えようと目を閉じた。

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