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ココロの恋心

第2章 恋に恋して

ドサッッッッ

確かに落ちた、はずなのに、
痛く、、、ない。

『いてて、、、
大丈夫だった?』


後ろから声がした声に
ハッと我に戻る。

「ーーーッ‼︎
ごめんなさい‼︎」

床と私の間に男の人。
慌ててその人の上から退く。

重いから絶対痛かった‼︎‼︎
私はひたすら謝った。

「ほんとごめんなさい‼︎」

半泣きになりながら
何度も謝る私に

『大丈夫大丈夫♪
それより怪我とかしてない?
この階段意外と段差高いからねー』

呑気に笑いながら語りかける。

「でも、、、
もし良かったら、
サークル見学に来ない?」

先ほどよりも何倍もの笑顔で
にこっと私にそう言った。

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