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人間クレーンゲーム

第1章 最初の犠牲者

……ガシャンッッ!!すごく大きな音がした。私は見つかってしまうの…?やだ…助けて、咲真…!
下を向いていると、段々と周りが暗くなっていく。上を見るとあの殺機械(さつきかい)が私に向かって降りてきている。

舞「いや……死にたくないよ…誰か…誰か…!!咲真ぁぁ…」

そう言っているうちにもう殺機械は首のところまで来ていた。

舞「……あ…」


ー1週間前ー

舞「茜音〜〜!玲花〜〜!おはよ!!」

私はいつもより元気に挨拶をした。

茜音「わっ!ビックリしたぁ!おはよ、舞。」

玲花「おはよう、今日は元気ですね?昨日何かありましたー?」

玲花はすっごいニヤニヤして聞いてきた。そう、昨日は咲真と手を繋いだのだ!

舞「ちょっと……ね♪♪」

茜音「えぇぇー!?何それ〜?言えよ〜」

玲花「そうですよ〜?本当の事言わないとこちょこちょしちゃいますよー??」

げっ!それだけは!!私はものすごくこちょこちょに弱いんです!!玲花はそれを知っていて困るんだよね〜笑

舞「わかりましたよー!ホントの話言います〜!実は昨日、咲真と手を繋いで帰ったんですぅー!なんか文句ありますかぁ〜!?」

い、言ってしまった。なんか恥ずかしい!! ……ギィ
なんか今、音した?うーん……気のせいか。

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