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新‼経済・世相愚問放談

第52章 EUから見える、TPPと安部内閣の経済政策

先日ネットの動画で川口マーン氏の新刊の解説紹介動画を見て思ったのですが

安部内閣は、EUでのドイツの成功を見て、TPPに活路を見出し、外国人労働者と言う安い労働力を導入して輸出を拡大し、少子高齢化による『経済規模』の縮小を外国人移民によって穴埋めし、海外での現地生産を奨励して、日本国内本社を持ち株会社化し、株高誘導によって日本企業の儲けを最大化させ、税収増及び景気回復を図るのが狙いでは無いでしょうか?

確かにドイツはこれが上手く行った様に見えます

実際ドイツは旧東ドイツの安い労働者を使い製品を安く増産し、EUを構築して輸出の最大化を図り、産業後進国の旧東欧地域やギリシャやスペインにドンドン輸出しました

そのお陰で、ギリシャとスペインはあの有り様です

農産物も、ドイツの企業が農業株式会社を設立し、旧東欧地域や農業国で農産物を生産し、EU各国に輸出しております

これが安部内閣の農協解体、株式会社参入のモデルに成っている可能性があります

勿論、アメリカの圧力も有りましたが、メインはこれの様な気が致します

ドイツが価格競争力でEU各国に圧勝出来たのは、旧東ドイツの同民族の安い労働力が合ったからで有り、決して『外国人移民』の受け入れによるものでは無いそうです

安部内閣はこの根本が分かって居らず、外国人労働者による価格競争力向上と、国内経済規模の維持を考えている節が有ります

ちなみに、ドイツ製品の輸出攻勢に焦った『フランス』や『イギリス』は、外国人移民を受け入れてドイツに対抗しようとしましたが、外国人移民が国内で、フランス人やイギリス人と軋轢を産んでおります

ドイツの外国人難民や経済難民問題は、また別の次元の問題の様です

確かにTPPを上手く活用出来れば、日本が勝ち組になる可能性は有りますが、万が一アメリカの不協を買えば、また新たな反日の種に
成りますし、再びアメリカとの戦争になるのも否定出来ません

実際フランスでは、ドイツ製品の乱入を防ぐ為、市民団体が自警団を設立し、高速道路を勝手に封鎖し、ドイツ製品の輸入を阻止する事態に発展しているそうです

やはりグローバリズムの行き着く先は『戦争』なのかも知れません?

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