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新‼経済・世相愚問放談

第58章 消費再増税で再デフレ化待ったなし

さて、再来年の『消費税再増税』がまことしやかにささやかれ、いよいよ再デフレ突入の気配が濃厚な今日この頃、皆様お元気でしょうか?

今回は『デフレ』について論じます

『デフレ』の反対は『インフレ』ですね?

『インフレ』とは、【消費】に対して【供給】が間に合わない、つまり【消費者数】に対して【製品の供給が足りない】状況の事ですね

従って【お金】の価値が相対的に下り、【商品】に対して【物価】が上がる現象です

つまり『インフレ』になると、今まで100円で買えたお菓子が、150円に成ったりする事ですね

こうなると、例えば天候不良による作物の不作でお菓子の【製造単価】が上がるとかでは無い限り、お菓子の製造会社の【収益率】が上がると言う事です

お菓子の製造会社の【収益率】が上がると、そこに勤めている社員やアルバイトさんの給料が上がる可能性が高まる訳です

だから『アベノミクス』は、インフレターゲット(インフレ率目標)を、デフレ脱却可能と考えられる安定成長率【2%】においたわけですよね

ちなみに作物の不作だった場合、お菓子の製造会社は値上げしても【収益率】は変わりませんが、作物の生産農家は【収益率】が上がりますね

『インフレ』が極端に進むと、【バブル景気】になる可能性が有り、または物価高による景気減速が起こる可能性が出て来ます

だから【2%】位が妥当と判断したのでしょう

もっとも【2%】の目標率は、毎年コンスタンスにクリアーする目標です

単年度・・・つまり一年限りじゃ有りません

要するに、適度な『インフレ』は【経済成長】つまり『景気回復』には不可欠と言う事です

でないと、何時まで経っても労働者の給料が上がらないし、雇用(求人)も増えません

物が売れないなら、余計な社員やアルバイトは必要有りませんからね?



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