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新‼経済・世相愚問放談

第28章 TPPの内容が少し分かってまいりました

『TPP、4分野打開めざす 12カ国閣僚交渉へ
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDC28H09_Y5A720C1EA2000/
(前略)この間の協議では、政府が発注する公共事業について、参加国の企業に入札の門戸を開放することで合意した。
(中略)このほか、金融サービスを手掛ける内外の金融機関を差別しないことでも合意した。例えば日本の銀行がTPP参加国で金融サービスを展開する場合、進出先の政府は許認可などで邦銀を自国の銀行と同等に取り扱うことを求められる

と言う事です

此方のサイトで2次創作系の作品を掲載している方々は、TPPによって今後は出来なくなる可能性が有ります

勿論アメリカにも2次創作系同人誌が有りますから、彼方の『おたく』も大変で有りましょう

それでざっと見た限りでは、農業関係や金融・公共投資関係が色々ヤバそうですね

金融や公共投資に関しては、日本側もアメリカやその他加盟国に進出するチャンスと言えますから、一方的なアメリカの大攻勢に晒されるばかりとは限らないでしょう

寧ろ、そのジャンルでアメリカに押し負けると、色々ヤバいですね

何せ農業ではアメリカやニュージーランド等の大規模農業に現状では絶対に勝てませんから

家電等の弱電分野や自動車は、確かに日本がかなり有利かも知れません

重電分野(発電プラントや鉄道車両や電動大型機械等)はアメリカも得意分野なので、日本と熾烈な競争に成るかも知れません?

映画や音楽は、相変わらずアメリカの一人勝ちでしょう

だから、著作権延長に拘るんですね

漫画やアニメはやはり日本とアメリカの競争に成るでしょうね

見え難い所では、ライセンス輸出(特許使用権)はアメリカと日本の独壇場に成りますね

これに関しては、著作権延長は日本にも利が有ります

正し、医薬品特許の件で、ジェネリック医薬品の数が減る可能性が高いですが

こうして見ると、農業分野以外は日本にもかなりの利が有るのは否定出来ません

アメリカの一人勝ちには成らないかも知れません

ただ、その農業分野が大問題なのです

現状では、日本の一人負けに成るかも知れません

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