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向日葵の花言葉

第2章 みず

眩しい太陽の光で

眠たいまぶたが無理やり起こされる。

「まだ五時半かよ」

どうやらいつもより一時間早く起きてしまったらしい。

今日は土曜日で部活も午後からなので

急いで支度をする必要も無い。


「走りに行くか」 ―― ――


トレーニングウェアに着替えてiPodをポケットにいれる。

両親を起こさないようにゆっくり玄関から外に出る。


軽めのストレッチをしてから


ゆっくり走り出す。

誰もいない道路ってなんか新鮮だ。

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