テキストサイズ

向日葵の花言葉

第2章 みず

少しずつ出てきた太陽の

陽射しが当たらない海岸の防壁の影に入って

冷たい空気を吸いながら

無心になって

足を動かし続ける。


とくん、とくん、とくん―― ――



とくん、とくん、とくん―― ―― ――




聞こえるのは、自分の心音と

アップテンポな曲だけ。


とくん、とくん



とくん、 とくん


とくん.........


ストーリーメニュー

TOPTOPへ