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Secret★Life

第3章 落とし穴

「あれ以上聞いても、ラチがあかないと思ったからだ」


「なんだそれは!人がせっかく心配して電話してやってるのに!」




はあ……。


余計なおせっかいだ……。


「お前今何処にいるんだ?さっき門からお前が来るのを見たが、教室に来ないし……」



「お前には絶対言わねえ」



「なんでだよ!?」


「とにかく、今は放っておいてくれ。気が向いたら教室行くさ」



「ちょっ、おい!誠?」




プチッ。


俺は携帯の電源を切って、ポケットにしまった。

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