
弱く儚く。
第2章 出会いは突然で。
「じゃーん!」
唯人が奥にある扉を開けた。
そこには、大きなベットが一つあるだけ。
寝室だな。‥‥‥‥‥てか、でかすぎじゃねっ!?
「デカすぎだろ。」
素直な感想だ。
一人で寝るのには贅沢すぎる。
「え?そう?二人で寝るから狭くなるぞ?」
あぁー二人で寝るのか!
それだったら、丁度いいぐらいだなぁー。
って、二人っ!!!!????
「はぁ!?」
「なんだよっ!ソファーで寝ろって言うのかっ!?」
おかしいおかしいっ!
男二人で、一つのベットって!!!
頭イカれてるって!
「俺がソファー行くからっ!」
必死の抵抗だった。が、
「客をソファーに寝せられるかっ!!!!」
もう。なに?
やだ。こいつ‥。
