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弱く儚く。

第2章 出会いは突然で。



「どうした?」

優しい目で問いかけられる。

話しちゃってもいいのかな‥‥。
なんて考えが頭をよぎる。

駄目だ。言ったら絶対唯斗との関係が終わってしまう。
まだ始まってすらないのに‥‥。

って俺はなにを考えてるんだ?
別に唯斗との関係なんてどうでもいい!!

ただ、言うのは駄目だ!

「い、いつか話すから‥‥少し時間をくれ。」

どうしてこう言ったのか。
話したくないのに。ないはずなのに。

俺はどうしたかったのだろうか。

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