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弱く儚く。

第3章 気づいてしまえば


中々寝付けなかった‥。

そんなの当然である。
唯斗は俺の腕にぴったりとくっつき離れなかったのだ。

しかも、ぐっすり眠っていて心地いい寝息を立てているものだから‥‥。

真面目に離れて欲しかった。

心臓うるさいし、普通におかしくなりそうだからだ。

うぅ‥‥。

やっとこさ眠りについたのはもう2時過ぎになってからだった。

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