
弱く儚く。
第4章 気持ち
「ふっんあ」
自分じゃないみたいな声が出て焦る。
嫌だ恥ずかしい。
唇を思い切り噛む。
「声、抑えちゃダメだよ?」
くそっ気持ちよすぎる。
唯斗は俺のモノを握って激しく動かしている。
そんなにしたら出るって!!
「イキそう?早いね。そんなに上手かな?」
こんなにしたら誰だってっ!
「ゆ、唯人っ...やだ...!いっ!?」
身体が飛び跳ねた。
俺は簡単に果ててしまった。
こんな早く‥。恥ずかし‥///
真っ赤になって俯くと、背中を撫でられた。
「怖くない?」
優しい声でドキドキする。
怖いわけあるか‥。
「だ、大丈夫‥」
でもこれからする行為のことを思うと、少しだけ‥。
「こんなに震えてんのに?」
優しく頭を撫でられる。
「大丈夫だよ。今日は最後までやんないから。」
「え‥?」
少しびっくりした。
そっと抱きしめられる。
「壊したくないから。もう少し慣れてから‥ね?」
あぁ。俺なんだかんだ愛してもらえてる。
こんなこというのは恥ずかしいけど‥。
好きだなぁ。唯斗のこと。
