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cartoon association 3

第3章 Wednesday

「うわっ!」

「あ、ごめんなさい!」

”なんだよ!急がなきゃ見失うじゃねぇか!”

急ごうとしたとき、誰かにぶつかった。

同時に俺の中にその人の心の声が聞こえてくる。

「あ、あの、これ、落としましたよ!」

なんか、小さい機械みたいなの。

触れなきゃ、気づかないまま行ってしまいそうだったから肩に触れてしまった。

また、声が聞こえる。

”あ、GPS!やべっ!”

「あ、ありがとうございます。」

その人に渡す時にもう1度手が触れた。

”こいつ、さっきあいつとしゃべってたけど、ばれてねぇよな・・・”

すっと機械をとってその人は走っていってしまった。

方向は聖が歩いて行った方向だった。

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