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第5章 再開2

帰りのタクシーに乗ってやっと一息ついた。
時計を確認したらもう2時を過ぎていた。
窓に写る私の顔は綺麗に化粧がのってはいるものの
目がどんよりとして、綺麗な化粧では今日の疲れを
隠しきれていなかった。

タクシーがマンションの前に止まった。
料金はすでに、藤堂さんが払ってくれているので
私はどうも。と一言かけてタクシーを降りた。

中野さんとは食事後連絡を取っていなかった。
あんな去り方はないよね…と思い、携帯を確認すると
メールが4件入っていた。

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