
残飯ガール
第3章 もう少しだけ…
「食べれないなら、受け取るべきじゃないと思う……もう作らないでってお願いすることはできないの?」
「……」
彼女たちだって、愛情込めて作ったお弁当が全然関係ない私に食べられてるって知ったらショックだろうし…
それに……
「ちゃんとお弁当作ってくれる彼女がいるなら尚更断るべきだよ」
「……は?」
あたしの言葉に、久我くんが反応する。
「こないだ食べてたの、綾さんが作ったお弁当なんでしょ…?」
「…あぁ…」
…やっぱり。
「だったらお弁当は彼女からのだけで十分じゃん!」
あたしが強く言うと、久我くんは苦笑した。
「…綾は彼女じゃねぇよ」
──へ?
久我くんはお弁当箱を持って席を立った。
「残飯処理係なんて頼んで悪かったな。もう明日から来なくていいから」
そう言うとスタスタと部室を出て行ってしまった。
…はああぁぁぁぁぁあああ!?
