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残飯ガール

第4章 気づいちゃった


嘘でしょ……なんて嫌がらせ……!


「……うっ……」


やばい、吐きそう。

あたしは片手で口元を押さえ、もう片方の手でお腹を押さえた。


やばい、本当に、やばい……



「ねー、今日の唐揚げ美味しかったでしょー? 賞味期限3ヶ月切れてたんだけどね、もったいないからお弁当に入れてみたの~」

「……っ……」


あたしは今日食べた唐揚げのことを思い出した。

どおりで何かちょっと変な味がするなと…。



「ウケる~。実はあたしもお弁当にちょびっと下剤入れてたんだよね~」

「…っ!」


あまりの衝撃的な嫌がらせに、あたしの両手は怒りでプルプルと震えだした。



確かに彼女たちに黙ってお弁当を勝手に食べてたあたしが悪いよ……

だけど、

あたしが食べてるとわかってて嫌がらせするなんてっ……腐ってる!!



「……はあ、はあ……」


言い返してやりたいけど、だめだ…

とにかく今はトイレに行きたいっ……!



「てかそろそろやばいんじゃないの~? 久我くんにもう近づかないって約束するならここ譲ってあげてもいいけど?」


彼女たちはクスクスと個室の中で笑っていた。


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