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残飯ガール

第5章 もう食べられません

「俺も食う」

「えっ…」

「細野、食べていいか?」

「どっ……どーぞどーぞ!!」



なんだかよくわからないけど、久我くんまで唐揚げをつまんで食べ始めた。
おかげで大量にあった唐揚げは全て食べきることができた。


数分後──。



「ごちそうさまでした!」


あたしは満面の笑みで合掌した。



「ふう~…もう食べられないよ~」

「そりゃあんだけ食べればな」


久我くんは苦笑する。



「久我くん、ありがとうね。美味しかった!」

「どういたしまして。また行こうな」

「……えっ?」

「ん? ああ……細野の食べっぷり見てるとこっちも食欲湧いてくるからさ、またどっか食べに行こうぜ」

「……」


え───!!

なにそれっ……


超嬉しいんだけど!!



「え~いいなぁ、僕も混ぜてよ、子ブタちゃん」


瀬戸くんがあたしと久我くんの会話に割り込んでくる。



「てか瀬戸……お前ちゃんと食べられるんじゃねーか」

「んー?」

「綾が作った弁当、いつも残してるだろ」


そう言いながら久我くんは、隣の席にいる綾さんに聞こえないように声を小さくする。



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