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残飯ガール

第6章 甘い初体験

「なんでそんな怒ってんの? もしかしてヤキモチ?」

「は? そんなんじゃねーよ」

「あ~あ、せっかく子ブタちゃんと仲良くしようと思ったのに」

「てか、綾が探してたぞ。部室で待ってるって」

「あ~はいはい」


瀬戸くんは久我くんと会話したあと、めんどくさそうな顔をして校舎に向かって歩いて行った。



瀬戸くんが去って行くのを確認して、あたしはホッと胸を撫で下ろす。


もう瀬戸くんの中ではあたしは『子ブタちゃん』になってるし、あたしにかまうのもペットに触る感覚なのだろうけど……


イケメンに触られるのはムダに緊張する!!



「細野は今から弁当?」

「……あ、さっき食べ終わったとこで……」

「あー」


久我くんはあたしの表情で察したのか、ズボンのポケットから焼きそばパンを出して渡してきた。


「やるよ」

「え、いいの!?」

「日の丸弁当だけじゃ、足りないんだろ」


久我くんがニヤリと笑う。



その通りです……とあたしは素直に受け止め、喜んで焼きそばパンを受け取った。



「じゃあ、遠慮なくいただきます!」


ん~!
焼きそばパン、最高!!!



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