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残飯ガール

第1章 食べ物を粗末にしちゃいけません!

「ここにきたってことは、俺に文句でも言いにきたわけ?」


ギクッ……。


「ち、違うよ……お、お腹すいたから何か買いに行こうと思って!」


あたしは目をそらしながら言った。

お、お腹すいてるのは本当だもん!!



「ふーん……」


まだイケメンの視線を感じる…


てか、なんであたしが睨まれないといけないの?
悪いことしたのはこいつなのに……。


そうだ、イケメンだからって関係ない!
食べ物を粗末にする奴は許さない!!



「そのお弁当……どうするの?」

あたしは目を三角にしながらイケメンに話しかけた。


「………食べれないから捨てる」


「!!」


あたしの背景にドドーンッと雷が落ちた。




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