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超ROCK(笑)!!

第4章 フレット4 初ライブ(?)

「よっし、今回はうまくいったで!後は本番に期待してええんちゃうか?どや、響希くん?」
「あと一回、一番だけでもいいからやりたいなぁ…僕のしっくりこないところになっちゃうけど〜、聖蘭も透真ももうすこし歌詞に素直になってみたらどうかな?歌うだけじゃダメ〜表現だけで決めちゃダメだけど、歌詞を二人がどんな風にとらえてるかももうちょい必要〜♪絵里はDJ気をつけて、美琴はもっと周りを感じていいよ♪僕は〜…」
今日はとーさんに聞いてもらう日。初めて人前で歌うからみんなみんなで緊張感がたまらない。
最後のリハも手が軽くはないのだ。
「響希、アドバイスありがとうなんだけどこっちからもで透真のギターが入る前のなんだ…シンバルっぽいやつの音をもーちょい小さく、あたしの考えだけど。」
「了解〜、じゃあラストいこうか!」
ボーカルもギターもという両手を抱えてなかなか思うように弾けずに、本番がだんだん不安になる。

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