
超ROCK(笑)!!
第4章 フレット4 初ライブ(?)
そして、これからじぶんの店のライブハウスに立つ。
まだ照明がついていないからお父さんの姿はほぼ見えない。
すると響希くんが小さい声で
「まずは楽しくいこう〜♪」
みんなで頷いた。
照明がつくと想像していた視界とは違った。はじめはうちの親だけと聞いたのに、近くのパン屋の主人や町清掃のおじちゃん、高校のクラスメイト。50人ほど入る会場に人がパンパンに入っていた。お客さんのなかから「聖蘭〜!ファイト!」
っていう声が聞こえる。すこしだけ勇気をもらう。
本番だ。
「こんにちはーーっ!今日は聞きに来てくれてありがとうございます!本当はドラムの人がリーダーなんやけど、しゃべるの苦手っちゅうからこっちからしゃべらせていただくで〜!」
片言な敬語がだんだん抜けていく。みんながすこしだけ笑ってくれた。
「まずは主にボーカルとギターやらせてもらってます、さかが…えーっとSEIRAや!よろしくなっ!ほら、つぎ透真、」
まだ照明がついていないからお父さんの姿はほぼ見えない。
すると響希くんが小さい声で
「まずは楽しくいこう〜♪」
みんなで頷いた。
照明がつくと想像していた視界とは違った。はじめはうちの親だけと聞いたのに、近くのパン屋の主人や町清掃のおじちゃん、高校のクラスメイト。50人ほど入る会場に人がパンパンに入っていた。お客さんのなかから「聖蘭〜!ファイト!」
っていう声が聞こえる。すこしだけ勇気をもらう。
本番だ。
「こんにちはーーっ!今日は聞きに来てくれてありがとうございます!本当はドラムの人がリーダーなんやけど、しゃべるの苦手っちゅうからこっちからしゃべらせていただくで〜!」
片言な敬語がだんだん抜けていく。みんながすこしだけ笑ってくれた。
「まずは主にボーカルとギターやらせてもらってます、さかが…えーっとSEIRAや!よろしくなっ!ほら、つぎ透真、」
