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超ROCK(笑)!!

第4章 フレット4 初ライブ(?)



あ、僕の番だ、森山ちとせです。生徒会入ってます。
自己紹介ってこれくらいでいいのかなぁ…
僕は楽器もやってないし、歌も上手いわけではない。
大野さん達のバンドに仲間入り?したけど役に立つことがなくて…無理やりマネージャーに就任したけど、迷惑に思われていないだろうか。
僕はみんなが帰ったのを見計らってもう一度坂上先輩の部屋までとはいかず楽器屋さんに立ち寄った。
「…なにか僕に出来そうな楽器はないか…。」
バンド雑誌をみても必要そうな楽器はあの五人に揃っていて、さすがにベースを二本出しても意味がないし三人ギターはぎゅうぎゅうになるし。もしかして…変に楽器を練習しようとすると、邪魔者?
「お困りのようだね♪可愛い顔してどうしたんだい?」
坂上先輩のお父さん兼楽器屋さんの店長さんだ。
「いっ、いやぁぁ、その、あの…」
あの時は会長が居たから普通に話せたけど実はすごい人見知りなのだ。この性格だから今まで話せるようになっても悪態をつくばっかで友達がいなかった。

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