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超ROCK(笑)!!

第4章 フレット4 初ライブ(?)

「聖蘭や絵里ちゃんの友達だろう?いつもうちの娘たちがお世話になってるね、楽器を始めたいんだろう?前に聖蘭から君のことは聞いていて私が知ってるんだ♪あの五人は昔からの仲だから入りにくいんだろう?」
何故ここまでお父さんが知っているかわからなかった。
でも話せるかもしれない。
「そっ、それもあるんですけど…」
「坊ちゃんもしかして森山組合の息子さんだろ?家で練習する機会がなかったんじゃないか?そもそもに君の父さんが音楽が嫌いだとかさ。」
みんなに知られたくないことを把握されてしまった。一瞬で顔が真っ白になる。
「君の父さんと私は幼なじみだったからね、でも私が歌いだすとあいつは必ず怒った。…これでリラックスしてくれるといいなぁ、響希くんいるだろ?そいつの家が大手芸能事務所でさぁ、こりゃまた私の幼なじみ、私だけ落ちこぼれたように見えるだろう?笑っちゃうよ、君と同じで父さんと遊ぶ機会がなかったらしくてね。もちろん私をお父さんって頼ってもいいんだよ♪」
まさか幼なじみだとは思っていなくて納得性が高かった。

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