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翌日
「おはようございます♪私のわがままで水族館なんてすみません…。でもせっかくですし楽しみましょうね！」
駅で待ち合わせをして水族館に向かう。絵里が話をつなげてくれたので気まずくならずに済んだが…
絵里はなぜこんなに優しく接してくれるのかいまだにわからないがしばらくはこのままで良さそうだ。

「見てください！クラゲですよクラゲ！！いいなぁふわふわしてます♪」
絵里は動物や植物が好きなようで、生き物一つ一つと写真をとらされる。
「なぁ絵里、あざらしとかは好きなのかい？好きならもう少しでショーが始まるらしいから見に行ってみようじゃないか。」
徐々に緊張感がほぐれ、自分が見てみたいものにも誘うことができた。
もし友達がたくさんいたらこう二人で話せなかったしバンドにも入れなかったのだろうか。
そう考えるといまの方がいいと思ってしまう。
なんだかモヤモヤした気持ち。でも恋ではない。ただただ楽しい。でも表にはあまりだせないというか…
とにかくモヤモヤ。