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「ただいまー」
「相葉ー、これチェックしてないだろ？」
「あ、ごめん、平山さん」
「い、いえっ」

平山さんは、部下。
いつもよく仕事をしてくれてる。

「代わりに俺がしちゃったぜ」
「ありがと」

二宮の隣に腰をかける。
アクエリアスをゴクッと喉を鳴らして飲んだ。

「珍しいっすね、アクエリアスなんて」

声を掛けて来たのは、部下の綾木。
身なりはチャラい。

「おまけで貰ったんだよ」
「へー、大さん、おまけなんて俺にはくれないのになー」
「それは、綾木がチャラいからでしょ？」

平山さんがすかさず突っ込む。

「うっせえな、ダンゴメガネ」
「これは、オシャレですぅー」

いつもの夫婦喧嘩が始まった。
最近は、スルー出来るようになった。

「ねえ、仕事しなよ」

二宮がグサッと刺さるようなことを、
ストレートに言いやがった。

「「はい…」」

二人共反省(？)したのか、
席に戻って編集を始めた。

「平山さん、ここ、お願い」
「はい」

細かいところは平山さんに。

「綾木ー、テロップー」
「ういっす」

楽なテロップは全て綾木に。

「二宮、ここ消しといて」
「はーい」

助っ人二宮は、俺の編集補佐。
意外と助かってたりする。