テキストサイズ

Transcribe the Imagination

第23章 *Cute that child

「も……無理…」

翔がゲームをしてる中、
睡魔に襲われ寝落ちしそうになる。

「頑張って、雅紀!」
「翔も疲れてるでしょ…寝ようよ……」
「え、泊まっていいの?」

声が明るくなった気がする。
しかも泊まる方向に行ってしまっている。

「明日、仕事だろ…」
「深夜からだから大丈夫!」
「俺は朝からだよ…」

なんでそんなに元気なんだよ。
俳優なんて一番疲れるだろうが。

「じゃ、寝よ」

翔に引っ張られて、
ベットまで連れていかれる。

「お前、一緒にとかやめろよ……」

駄目だ。
眠過ぎて何も考えられない。

「何でよ、櫻井翔と寝られるだろ?」
「あーーー、お休み」

駄目だ。
起きてられない。

「おやすみ」

翔の声を聞いて、
微睡みに足を踏み入れた。

―――――

「……あー」

今日の夢は、翔とセックスした。
もう、思考回路が破滅したな。

にしても、夢射するとは。

「ごめん、櫻井翔」

隣で寝ていた櫻井翔に謝って、
風呂場に向かった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ