Transcribe the Imagination
第23章 *Cute that child
風呂から上がると、
玄関で靴を履いてる翔がいた。
「あ、もう帰るんだ」
声を掛けると、
ビクッとして振り返る。
何故か傷付いた顔をしてる。
「ご、ごめんね…じゃあっ」
そう言って去った。
「なんだよ…」
散々、引っ掻き回して。
その上、「ごめんね」ってなんだよ。
「まぁ、謝らないといけないのは俺だけど…」
夢で勝手にセックスして、
夢射までして。
謝り足りないわ。
「とりあえず、仕事仕事」
素早く着替えて、
あまり気にせずに会社に向かった。
―――――
「ざいまーす」
「おー」
今日は、翔が出てるバラエティ番組だった。
心無しか胸が高ぶった、気がした。
幸い、アイツがいなくて、
編集がしやすかったから早めに終わった。
大さんからコーヒーを奢って貰ったから、
一息ついていた。
「相葉さん、相葉さん!!」
編集部から女子社員がやってきた。
「え?どうしたの?」
「あ、あのっ、編集部に、さささささく」
「落ち着こうか」
女子社員を落ち着かせる。
そして、再び訊く。
「編集部がどうしたの?」
「編集部に、俳優の櫻井翔さんが!!」
「あー、で?編集部に何の用事?」
興奮してるのか、
何を言っているのか分からない。
「落ち着けよ」
「は、はいっ……えっと、相葉さんに用があって、いらしたそうです」
「え?」
翔が俺に?
玄関で靴を履いてる翔がいた。
「あ、もう帰るんだ」
声を掛けると、
ビクッとして振り返る。
何故か傷付いた顔をしてる。
「ご、ごめんね…じゃあっ」
そう言って去った。
「なんだよ…」
散々、引っ掻き回して。
その上、「ごめんね」ってなんだよ。
「まぁ、謝らないといけないのは俺だけど…」
夢で勝手にセックスして、
夢射までして。
謝り足りないわ。
「とりあえず、仕事仕事」
素早く着替えて、
あまり気にせずに会社に向かった。
―――――
「ざいまーす」
「おー」
今日は、翔が出てるバラエティ番組だった。
心無しか胸が高ぶった、気がした。
幸い、アイツがいなくて、
編集がしやすかったから早めに終わった。
大さんからコーヒーを奢って貰ったから、
一息ついていた。
「相葉さん、相葉さん!!」
編集部から女子社員がやってきた。
「え?どうしたの?」
「あ、あのっ、編集部に、さささささく」
「落ち着こうか」
女子社員を落ち着かせる。
そして、再び訊く。
「編集部がどうしたの?」
「編集部に、俳優の櫻井翔さんが!!」
「あー、で?編集部に何の用事?」
興奮してるのか、
何を言っているのか分からない。
「落ち着けよ」
「は、はいっ……えっと、相葉さんに用があって、いらしたそうです」
「え?」
翔が俺に?