Transcribe the Imagination
第23章 *Cute that child
「あの、血、大丈夫?」
「え?大丈夫大丈夫」
「でもバイ菌入っちゃうよ?」
「大丈夫大丈―」
「俺、消毒するよ」
消毒液と絆創膏とティッシュを取り出す。
「え、そんなん持ってるの?すげー!」
「凄くなんかないよ…」
彼の傷の手当てを始める。
「痛い?大丈夫?」
「ね、名前は?」
「え?」
「名前、教えてよ」
「…櫻井翔」
「俺はね、相葉雅紀、よろしくねっ」
笑顔がとても眩しかった。
「ありがとう、翔」
「ううん、大丈夫」
「じゃ、爺ちゃん家帰ろう!」
「え、道分からない…」
「大丈夫!案内するよ!」
モタモタする俺を見て
「翔、手、繋ごう」
「え?」
「もう翔が泣かないように」
また笑顔を見せてくれて、
とても嬉しくなって俺は雅紀に手を伸ばした。
「翔、明日遊ぼうよ」
「え?爺ちゃんがいいって言ったらね」
「えー」
「雅紀、ありがとう」
「いいんだよ、翔、可愛いから」
「は?」
「俺、もう翔のこと大好きだからっ」
その一言で恋に落ちた。
けど、それから雅紀会うことはなかった。
次の日、雅紀は引っ越したから。
「え?大丈夫大丈夫」
「でもバイ菌入っちゃうよ?」
「大丈夫大丈―」
「俺、消毒するよ」
消毒液と絆創膏とティッシュを取り出す。
「え、そんなん持ってるの?すげー!」
「凄くなんかないよ…」
彼の傷の手当てを始める。
「痛い?大丈夫?」
「ね、名前は?」
「え?」
「名前、教えてよ」
「…櫻井翔」
「俺はね、相葉雅紀、よろしくねっ」
笑顔がとても眩しかった。
「ありがとう、翔」
「ううん、大丈夫」
「じゃ、爺ちゃん家帰ろう!」
「え、道分からない…」
「大丈夫!案内するよ!」
モタモタする俺を見て
「翔、手、繋ごう」
「え?」
「もう翔が泣かないように」
また笑顔を見せてくれて、
とても嬉しくなって俺は雅紀に手を伸ばした。
「翔、明日遊ぼうよ」
「え?爺ちゃんがいいって言ったらね」
「えー」
「雅紀、ありがとう」
「いいんだよ、翔、可愛いから」
「は?」
「俺、もう翔のこと大好きだからっ」
その一言で恋に落ちた。
けど、それから雅紀会うことはなかった。
次の日、雅紀は引っ越したから。