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Transcribe the Imagination

第24章 *Perfect Mate

「和也」
「んぅ?」

美味しい美味しい朝ご飯を食べながら、
潤さんを上目遣いに見つめる。

「急だけど明日から出張」
「ええー!?」
「口周り、汚れてるよ」

笑いながら俺の口周りを吹いてくれる。

「ありがとう」
「うん、どういたしまして」

潤さん、今日もカッコいい♡♡

「で、よろしくね」
「……………うん」

明日からいないのか…。

「和也もお布団と過ごせるから丁度――」
「良くないよっ」
「え?」
「お布団と潤さんがいないと違和感がありすぎて目が覚めちゃうんだから!!昨日だっ……て……」

昨日の電話の相手は、
やっぱり他の男なのかな……。

「え?昨日起きたのって…」
「何でもない。もう行くね」

時間が惜しいけど、
潤さんと今いたらあたっちゃう。

「ちょ、和也」
「潤さんも彼氏さんと楽しんできてね」
「は?彼氏?」
「バイバイ」

家を飛び出た。

行き先は会社ではなく、お兄ちゃんの家。

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