Transcribe the Imagination
第25章 *Cameras and lights
後ろを振り向くと、
茶髪のフワフワした髪の毛。
「あの…ココは写真部、ですか?」
「あー、いらっしゃい」
国分先輩は眼鏡を掛けて、
俺達を押しのけてその子に笑いかけた。
「初めまして、部長の国分です」
「は、初めましてっ」
うわー。
何か、後輩臭が半端ないな。
「で、コイツが」
「コイツとか言わないで下さい。」
「次期部長の二宮」
「え、俺、部長なの?」
「写真部は、二人なんだ。だから、嬉しいよ」
お前は、もう卒業するだろ。
なんて、悪態をつこうと思ったけどやめた。
「ん?」
そしたら、その子がキラキラした目で
相葉君を見つめていた。
「むぅ……」
ギュッと相葉君に抱きつく。
「え、ニノどうしたの?」
「ううん、何でもない」
相葉君は鈍感だから、困る。
「あ、俺は相葉雅紀です。バスケ部です」
はうわぁっ。
バスケ部という個人情報までっ…。
「大野智です、お願いします!」
……明らかに相葉君を見て言ってる。
むすぅ、としてると
国分先輩と目が合って笑われた。
その国分先輩にまた、むすぅとした。
茶髪のフワフワした髪の毛。
「あの…ココは写真部、ですか?」
「あー、いらっしゃい」
国分先輩は眼鏡を掛けて、
俺達を押しのけてその子に笑いかけた。
「初めまして、部長の国分です」
「は、初めましてっ」
うわー。
何か、後輩臭が半端ないな。
「で、コイツが」
「コイツとか言わないで下さい。」
「次期部長の二宮」
「え、俺、部長なの?」
「写真部は、二人なんだ。だから、嬉しいよ」
お前は、もう卒業するだろ。
なんて、悪態をつこうと思ったけどやめた。
「ん?」
そしたら、その子がキラキラした目で
相葉君を見つめていた。
「むぅ……」
ギュッと相葉君に抱きつく。
「え、ニノどうしたの?」
「ううん、何でもない」
相葉君は鈍感だから、困る。
「あ、俺は相葉雅紀です。バスケ部です」
はうわぁっ。
バスケ部という個人情報までっ…。
「大野智です、お願いします!」
……明らかに相葉君を見て言ってる。
むすぅ、としてると
国分先輩と目が合って笑われた。
その国分先輩にまた、むすぅとした。