Transcribe the Imagination
第26章 *Navy blue blazer
「桃菜ちゃんが懐いてくれて嬉しいなぁ」
「アイツは反抗期だぞ」
「でも、智にべったりじゃん」
「…別の意味でな」
アイツは俺がホモになることを望んでる。
だから、監視されてる感じ。
「じゃ、勉強しようか」
「あ、あぁ」
桃菜の話で盛り上がってしまった。
「あれ?雅紀、英語?」
「うん、最近分かんなくて」
「そっか」
さっき仕舞った参考書を取り出す。
「はい、よかったら」
「わぁっ、ありがとう、智」
「ん。」
英語は俺もついていけなかったし…。
雅紀に貸すために買ったんじゃないし。
「ふふ、智、これ一回も開いてないでしょ」
「へ!?」
図星を付かれて驚いた。
「ふふふ、やっぱり」
「だ、だって、雅紀が英語苦手……だから…」
「え、俺のため?」
「ち、違うよっ」
「じゃ、そういうことにしとこー」
ニヤニヤしてる雅紀。
こうなると雅紀のペースに巻き込まれる。
「あ、智は理科?」
「お前の得意のな」
ちょっと嫌みっぽく言った。
「アイツは反抗期だぞ」
「でも、智にべったりじゃん」
「…別の意味でな」
アイツは俺がホモになることを望んでる。
だから、監視されてる感じ。
「じゃ、勉強しようか」
「あ、あぁ」
桃菜の話で盛り上がってしまった。
「あれ?雅紀、英語?」
「うん、最近分かんなくて」
「そっか」
さっき仕舞った参考書を取り出す。
「はい、よかったら」
「わぁっ、ありがとう、智」
「ん。」
英語は俺もついていけなかったし…。
雅紀に貸すために買ったんじゃないし。
「ふふ、智、これ一回も開いてないでしょ」
「へ!?」
図星を付かれて驚いた。
「ふふふ、やっぱり」
「だ、だって、雅紀が英語苦手……だから…」
「え、俺のため?」
「ち、違うよっ」
「じゃ、そういうことにしとこー」
ニヤニヤしてる雅紀。
こうなると雅紀のペースに巻き込まれる。
「あ、智は理科?」
「お前の得意のな」
ちょっと嫌みっぽく言った。