Transcribe the Imagination
第27章 ♡Indirect kiss
「ね、ニノ」
「んぅ?」
新たに追加したパスタを頬張りながら、
俺に視線を向けた。
それが無意識に上目遣いになってて、
ちょっとキュンっと胸が高鳴る。
「遊園地、なんで俺と?」
「え」
ニノの動きが
ピタッと静止画みたいに止まった。
「ニノは彼女いるし、さ…」
「彼女?いないよ?別れた」
「ええっ!?訊いてないよ!」
「言ってないもん」
ニコッと微笑ってまたパスタを頬張る。
その仕草にまたドキッとしちゃって、
自分がおかしくなったのかと錯覚してしまう。
「あ、明日でいい?」
苦手なアスパラガスをフォークに、
一つずつ刺している。
「え?」
「ちょうど休みだし、さっさと行こー」
開いた口が塞がらない、とはこのことか。
「あ、食べる?アスパラガス」
「え、あっ、んっ!?」
口にアスパラガスを詰め込まれた。
ニノに反論するために仕方なくアスパラガスを噛んで胃に流す。
「もう!ニノやめてよ!」
「アスパラガスとか、いらないし。」
拗ねたような仕草をして、
またメロンソーダを啜った。
「んぅ?」
新たに追加したパスタを頬張りながら、
俺に視線を向けた。
それが無意識に上目遣いになってて、
ちょっとキュンっと胸が高鳴る。
「遊園地、なんで俺と?」
「え」
ニノの動きが
ピタッと静止画みたいに止まった。
「ニノは彼女いるし、さ…」
「彼女?いないよ?別れた」
「ええっ!?訊いてないよ!」
「言ってないもん」
ニコッと微笑ってまたパスタを頬張る。
その仕草にまたドキッとしちゃって、
自分がおかしくなったのかと錯覚してしまう。
「あ、明日でいい?」
苦手なアスパラガスをフォークに、
一つずつ刺している。
「え?」
「ちょうど休みだし、さっさと行こー」
開いた口が塞がらない、とはこのことか。
「あ、食べる?アスパラガス」
「え、あっ、んっ!?」
口にアスパラガスを詰め込まれた。
ニノに反論するために仕方なくアスパラガスを噛んで胃に流す。
「もう!ニノやめてよ!」
「アスパラガスとか、いらないし。」
拗ねたような仕草をして、
またメロンソーダを啜った。