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Transcribe the Imagination

第3章 *Cream puff

グダグダ考えていたら、40分近く入っていた。

「か、会長、逆上せた?」

慌てた潤が俺の額を触った。

「えへへ…潤の手ぇ冷たい…」

火照った体にちょうど良い冷たさ。

「か、会長……か、かか可愛い……」
「え?」
「襲っていい!?」
「えぇ!?」

急に表現が変わって驚いた。
『犯す』じゃなくて『襲う』!?

お、同じ意味ってのはわかるよ。
け、けけけどさ……。

「ちょ、潤?や、やだっ」

抱き抱えられて、潤の腕の中で暴れる。

「会長」
「は、はいぃ!」

声が裏返ってしまった。

「好き」
「え」
「会長は俺のこと好き?」
「え、あ……う、うん…す、好き…」

潤と視線を合わせてるのが恥ずかしくて、
肩に顔を埋めた。

「会長、照れ屋さんなんだね♡」
「う、うっさい!」

こ、こっちは潤がかっこよすぎて困ってんの!
真っ直ぐみれないでしょうがっ。

「そんな強く抱き着かれたら犯せない」
「えっ…お、うわぁ、うおっ」

言葉に驚いて腕の力を緩めたら、
隙を突かれベッドに倒された。

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