Transcribe the Imagination
第27章 ♡Indirect kiss
「ねぇ、ニノ」
「ん?」
「俺がジェットコースター苦手なの知ってるよね?」
スタッフさんに安全バーを付けられる。
「え、でも雅紀乗ってるじゃん」
「ニノが強引に乗せるからで、あー!」
「動き出したねー、楽しみだねー」
キラキラした目で俺を見てる。
そんな目で見ないでっ…。
「雅紀、見てみて、高いよ!」
「いや、もう嫌だぁ…」
「泣かないで……雅紀くん」
「泣いてない、よぉぉおおー!!!」
喋ってる最中に、急に落下した。
「いやっほーい!!!」
ニノが安全バーから手を放して、
両立を高々と上げてピースしてる。
「ニノぉおおーー!死んじゃうぅう!」
「大丈夫ーー!ひゃっほーー!」
「うぃやぁあぁーーー!」
もう俺、死んだわ…。
―――――
「雅紀、ごめんね」
「………」
怖かった…。
手なんて放したら死んじゃうでしょ。
「しばらく休憩しよ――」
「ニノ、コーヒーカップ行こ」
「へ?」
ニノはコーヒーカップだけが、
昔から唯一苦手なんだ。
「ん?」
「俺がジェットコースター苦手なの知ってるよね?」
スタッフさんに安全バーを付けられる。
「え、でも雅紀乗ってるじゃん」
「ニノが強引に乗せるからで、あー!」
「動き出したねー、楽しみだねー」
キラキラした目で俺を見てる。
そんな目で見ないでっ…。
「雅紀、見てみて、高いよ!」
「いや、もう嫌だぁ…」
「泣かないで……雅紀くん」
「泣いてない、よぉぉおおー!!!」
喋ってる最中に、急に落下した。
「いやっほーい!!!」
ニノが安全バーから手を放して、
両立を高々と上げてピースしてる。
「ニノぉおおーー!死んじゃうぅう!」
「大丈夫ーー!ひゃっほーー!」
「うぃやぁあぁーーー!」
もう俺、死んだわ…。
―――――
「雅紀、ごめんね」
「………」
怖かった…。
手なんて放したら死んじゃうでしょ。
「しばらく休憩しよ――」
「ニノ、コーヒーカップ行こ」
「へ?」
ニノはコーヒーカップだけが、
昔から唯一苦手なんだ。