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Transcribe the Imagination

第28章 Transcribe the Imagination

と、いうことで。
一ヶ月前から小動物が住んでます。

「翔ちゃん、美味し?」
「うん、美味い」

和也と住んで気付いたこと一。
もの凄く料理がうまい。

和也と住んで気付いたこと二。
意外と世話焼き。

和也と住んで気付いたこと三。
肌がめっちゃ白くて、あと細い。

「よかった♡」

和也と住んで気付いたこと四。
………可愛い。

「翔ちゃんの為に作ってるんだからね?残したら許さないよ」
「分かってる。てか、和也も食えよ」
「はーい」

和也と住んで気付いたこと五。
多分、和也は俺が好き。

「んぅー、やっぱ俺天才かもっ」
「調子に乗んな」
「へへ、ねぇ翔ちゃん。あのね、彼氏できた」

…五は撤回。

「お、おう」
「だからね、お世話になりました」

ペコッと頭を下げる和也。

「そんなかしこまんな」
「ここはかしこまらなきゃ」
「いいよ、別に。てか彼氏と同棲?」
「うん」

幸せそうに微笑う和也を見て、
ちょっとだけ悔しい気持ちになった。

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