テキストサイズ

Transcribe the Imagination

第8章 *Women's force

「ふへへ♡」

何だこれ。
頭と体がふわふわしてる。

「和くん、もう止めときなって」
「じゅーん♡好きぃ♡」

ギュッと潤に抱きつく。

「和くん、可愛い♡」
「潤、チュー♡♡」

唇を尖らせて潤に迫る。

チュッ。

「えへへ、潤とチューしちゃった♡」

ポッとなったほっぺを包んだ。

「和くん可愛い♡好き、大好き!」
「潤たん♡」
「何?和たん♡」

デレデレしてる潤の手を引いて、
寝室のドアを開けてベッドに倒れ込む。

「え?和くん?」

馬乗りになる俺を不思議そうに見てた。

「今日は俺が襲うの」

用意しておいたネクタイを潤の手に巻きつける。
でも酔いすぎたせいか上手く結べない。

「和くん、大丈夫?」
「ふぇぇ……結べないよぉ……」

ポロポロと勝手に涙が出てくる。

「ああ、泣かないで…大丈夫だよ、落ち着いて」
「うん…頑張る……」
「頑張れ、和くん」
「えへへ♡ありがと」
「和くん、キスしよ」
「んっ」

チュッ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ