1人じゃなくて。
第6章 No.6
皆
個性溢れる素敵な人ばかりで…
会ったばかりの私に、戸惑うことなく優しくしてくれて…
まだまだ、皆の事は詳しく解らないけれど
どこかこの家が心地良くて…
なんだか前から知っていたような気がした。
自分の事を人に話したことなんてない
男の人ばかりで
どんな反応をするんだろうと………正直迷った。
でも、4人が私を気遣ってくれていることにも気づいた。
だから話す。
恥ずかしいなんてことはない。
無理矢理にでも、ここに住まなきゃ
そうじゃないと…明日からどうなるのかな…?
深呼吸をして
覚悟を決めた。