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あなたの、、、

第1章 始まりと終わり

ベッドに横たわり

ベルトをゆるめた…

するといきなりエレベーターガールは俺の手を握りしめる

(大丈夫ですからね…)

(ありがとう)

何回も深呼吸をしながら冷静を保つ

(かわいそうに…)


かわいそう?

俺は今

そんな感じに見えるのか?

(タオルどこですか?!凄い汗!)

(三段目のラックにある…)

徐々にだが落ち着きを取り戻してきた

薬が効いてきた


(拭かせてもらいますね(笑))

ありがとう

そしてありがたい…

(ありがとう、だいぶよくなってきたよ、ごめん、水をもらえない?水道水でいいから…)


(ダメですよ!水、私買って来ますから少し待っててください!いいですね、言う事聞いてください!)


俺に訴えかけるような視線にドキドキしたが耐えられなくなり反らした

(わ、わかった、ありがとう…)

そう言って彼女は玄関で靴を履きながら

(私、百合子って言います(笑))

そう言って百合子はコンビニまで向かってくれた

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