あなたの、、、
第1章 始まりと終わり
ベッドに横たわり改めて考えていた、、、
(ってか、この展開なに?)
冷静になって初めて気づく
だいたいなんでだろう?
振られたばかりなのにすぐに出会うとは
まだ心の整理がついていない
だからといって元カノのsnsをみる勇気もない
振られ続けるたびに反省と後悔を教訓みたいにするが
いつになったらその教訓が意味を持たしてくれるのか?
恋愛に教訓などいるのか?
俺はそもそもなんで恋愛したいのか?
またはするのか?
わからなくなってきた、、、
その頃百合子は、、、、
(すいません!レジお願いしまーす!)
なかなか出てこないコンビニ店員に少しイラついていた
(こっちは急いでんだから!早くきてよ!!)
少しネクラのあの暗い女性店員が店の奥からめんどくさそうに出てきた
(、、、はーい、、、すいません、、、150円でーす、、、、)
百合子はその態度に一瞬イラついたが
急いでそそくさにコンビニを出た
(もう!何よ!あの店員!)
ブツブツと小言を言いながら急ぎ足で歩いていると
(プルルルル)
着信が、、、百合子の彼からだ
百合子は放っておこうとしたが付き合って3年にもなる彼に対して連鎖反応みたいに頭と体は違って電話に出た
彼が
(今日はすまなかった、、、ヤキモチやいてさぁー、思わずイラついてしまった、ごめん、別れようなんて言ったことも撤回したい、、、ごめん、、、)
百合子は少し動揺した
こうゆう場面が今までに何回もあった事に少し飽きていたからだ
それと早く水を持っていかないと、、、
だが、、、よく考えてみると
バーで喧嘩したからもあってその気持ちの反動でマンションまで送った気持ちも多少はあった
だが
やはり水は持っていかないととそう思い彼に
(う、うん、わかった、今日はとりあえずもういいよ、また、連絡するから、じゃーねー)
そう言って通話をおえてマンションに向かった
その頃俺は、、、
横になって
俺も振られたばかり
さっき百合子ちゃんも喧嘩したばかり
頭の中がわからない中でそんな事を考えていた
(いやいやいやいや、どっちにしろ、今日はたまたま俺の不注意でたまたまマンションに来たんだよ、そもそも、俺はだったら、なにも考えることないだろーよー)
その時百合子が帰ってきたー